追記4:ラダックでの10月の仏教関係出来事

8月にはダライ・ラマ法王がラダックを訪問されましたが、この10月はラダック仏教界、特にドゥルクパ関係で、幾つかの出来事がありました。ReachLadakh紙の記事から抄訳します。

-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

まず、10月1日に、ティクセ僧院の長老、ティクセ・ケンポ・リンポチェ(ナワン・チャムバ・スタンジン師)の長寿をお祝いする祈祷がチュショット・シャムマ・ゴンパで、チュショット・シャムマの人々によって執り行われました。リンポチェは、ツォンカパの現世弟子、黄帽派の創始者、ジャンセム・シェラブ・ザンポの9世Reincarnateで、1943年5月20日に生誕し、現在70歳です。

人びとは、ステンジュクとマンダラを奉納し、リンポチェの祝福を受けました。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

10月5日には、スタクナリンポチェのReincarnateがヒマーチャルで見つかった話です。スタクナリンポチェ.jpg

2010年1月に91歳で亡くなったスキャブジェ・スタクナ・リンポチェのReincarnateは、ラーホル、キーロン近くのガルシャ村で生まれた18ヶ月の幼児で、彼が1歳になる頃に、夢告によって、それを知ったギャ ルワン・ドゥルクパ・リンポチェによって見つけられということです。この9月で18ヶ月になり、ガルシャを訪れたギャルワン・ドゥルクパ・リンポチェにより、スキャブジェ・スタクナ・リンポチェのReincarnateとしての剃髪の儀礼が執り行われました。18ヶ月の幼児ですが、儀式の際には立派な態度だったそうです。

故スタクナリンポチェは、1920年にレーのマルツェラン村に生まれ、3歳の時に15世カルマパ ラマ、スキャブゴン・スタクツァン・リンポチェがスタクナ・トゥルカのReincarnate として認められ、1924年5歳の時にスタクナ僧院のスタクナリンポチェとして即位しました。7歳になると、ヘミス僧院のスキャブゴン・スタンツァン・リンポチェの指導のもと、リンポチェとしての修行を始めました。故スタクナリンポチェは、1967年のレーのチョカン・ビハラの建立に尽力し、1977年から1986年の間ラダック仏教徒協会の会長を勤め、ラダック仏教界の指導者の一人として、インドの憲法(Constitution (Jammu and Kashmir) Scheduled Tribes Order)によるラダックの指定部族8グループ指定や、ラダック自治山岳開発カウンセルの設置、ラダックのジャンム・カシミール州からの離脱運動など、ラダックの未来のために力を注ぎました。

スタクナリンポチェは、ドゥルクパ派のスタクナ僧院の管長で、スタクナ僧院は、ムッド、カルや、ザンスカールのスタクリモ、バルダン、サニの諸僧院など幾つかの支僧院を統括しています。

---------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

10月17日に、ギャルワン・ドゥルクチェン・リンポチェがレーを訪れたニュースです。

ギャルワンドゥルクパ.jpg

12世ギャルワン・ドゥルクパ・ジクメ・ペマ・ワンチェン・リンポチェが早朝にレーを訪れ、早速スキャブジェ・チョエゴン・リンポチェがドルマ祈祷会を執り行っているチョカン・ビハラに向かいました。チョカン・ビハラでは、ラダック仏教徒協会とラダック僧院協会がギャルワン・ドゥルクパ・リンポチェの長寿とドルマ・ツォスパのためにマンダラ供養をし、また、ギャルワン・ドゥルクパ・リンポチェとスキャブジェ・チョエゴン・リンポチェのためにマンダラ供養をしました。ギャルワン・ドゥルクパ・リンポチェはその後ヘミス僧院に向かいました。ドルマ祈祷会はこれから3日間にわたって執り行われるということです。ギャルワン・ドゥルクパ・リンポチェの来訪の主目的は、10月26日から11月2日までヘミス僧院で開催される第4回ドゥルクパ年次総会(ADC)に参加するためです。

----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

第4回ドゥルクパ年次総会(ADC)が10月26日から11月2日までヘミス僧院で開催されます。

ヘミス僧院チャクゾットのナワン・オスタル師とADCの国際コオーディネータのパドマ・ルンドップ師は、準備を着々と進めており、6日には、ラダック自治高地開発カウンセルのCEC、リグジン・スパルバー氏も僧院を視察し、環境整備や飲料水・医療設備の整備などを指示しました。State TimesPRNewswireによると、詳細は、以下のとおり。

主催者:ドゥルクパ派仏教の世界的指導者である12世ギャルワン・ドゥルクパ・ジクメ・ペマ・ワンチェン・リンポチェと、運営担当責任者のタクセー・リンポチェ

参加者:50名を越えるインド、ネパール、ブータン、ヨーロッパ、北米、アジアのドゥルクパ派指導者たちと、全世界で10万を超える信者の代表者達。ブータン政府の代表、家庭大臣のリョンポ・ミンジュー・ドルジ氏。インド地方政府の代表として、ラダック自治高地開発カウンセルのCEC、リグジン・スパルバー氏と、地区コミッショナー、ツェリン・アンチェック氏、観光担当カウンセラー、ギュルメ・ドルジェ氏など。

開催地:へミス僧院

開催目的:ギャルワン・ドゥルクパ師は、「ADCは様々な世界からの参加者が一ヶ所に集まり、互いに刺激し合いながら、共通の目標に向かってともに活動する場所です。今こそ、違った背景を持つ我々が、その違いを認識しながらも、すべての人々の利益となるような共通の課題に立ち向かう時なのです。」と説明している。

ハイライト:(1)平和と幸福のための10万燈会

(2)3つの聖遺物の一般公開:1)“プルバ”と呼ばれる300年前にドゥルクパのヨギが作った守り刀。ヒマラヤで、雪崩や幾多の災厄を防いだと言われている。2)8世紀のインドの聖人、チベットの密教を伝えたグル・パドマサンバヴァの像。“金剛薩埵”として知られる穢れを浄める力があると言われている。3)12世紀のチベットで最も知られたヨギ、ミラレパの実の妹の青銅製の像。像の頭部に髪の毛が生え、定期的に生え変わると言われている。願いを適える力があると言われている。

(3)10月29日にナン村、トゥンキー・ラトで、Live to Loveの100万本植樹祭。2010年にラダックで初めて開催し、樹木資源が払底しているヒマラヤ高地での植樹活動としてギネスに認定されたが、今年は10万本を目標に、ギネスの記録更新を狙う。29日の結果は、9814人が参加し、53分で99013本を植樹し、ギネスの新世界記録となったという。Facebook参照 http://www.facebook.com/#!/photo.php?fbid=10151119418773595&set=a.10150256511693595.324180.361979158594&type=1&theater 

(4) 演劇公演「偉大なヨギ タクツァン・レパの生涯」、ブータン映画公開「サ ダン ナム」

ドゥルクパのブログ: http://www.drukpa.org

ADC についての詳細: http://www.drukpacouncil.org

 


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 1

rebeccatc2

New project started to be available today, check it out
http://dating.advice.relayblog.com/?post-nichole

spartacus porn free asian mpeg porn samples bakugan julie hentai porn status of gay porn industry classic teen porn vintage


by rebeccatc2 (2023-01-05 13:44) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。